無職の男は好きですか?

アラサー男子の無職日記。ともだちがほしい。

他人に気を遣いすぎてしまうあなたへ。

どうも、社会の荒波に乗り切れず溺れかけ、しかし運良く生還できた、ひろしです。

 

ぼくは必要以上に周りのひとに気を遣ってしまいます。

さかのぼれば、小学生のときからそのような傾向があったな...と思ったり。

だから、自分の意見より相手の意見。

自分の気分より相手の気分。

 

社会人になって一番辛かったのは、やはりこの気の遣いすぎでの疲労感でした。

家に帰ってくると、業務での体力面よりも精神的な疲れで、

ご飯を食べたらお風呂にも入らず、歯を磨く気力さえなく

ケータイのバッテリーが突然なくなったかのように寝てしまう。

気づいたら外が明るい...充電(体力)まだ20%じゃん...

今日の仕事最後までもつかな...なんて日々の繰り返し。

 

こんな性格治そうって何回思ったことだろう。

しかし、幼少期からの性格なんてそう簡単には改善されず。

 

なんというか、サイズの合わない靴や服を身につけているような感覚。

人それぞれ自分にあったサイズの靴や服があるのに、

相手を優先して合わないサイズのものを身につけて

「こっちの方が良いかも、デザインも良いし!」

なって言っちゃって。

そんなんだから、歩きにくいは、走りにくいわ、気づいたら靴擦れをおこしてた。

ものすごく痛いのに、顔だけは無理に笑顔を作って。

 

 

それに耐えられる人は良いが、ぼくはギブアップしました。

 

今は、自由になって自分のサイズにあった靴を履いて毎日生活しています。

たまに裸足になって、大地を感じることもできます。

デザインやブランドなんて、どうでもいいじゃない。

ニューバランスじゃなくてもホームセンターに売っている動きやすい靴で。

そして、自分の歩幅で歩ける楽しさかみしめています。

 

 

歯を食いしばって頑張っている人は、ほんとうに素晴らしい。

しかし、そこからこぼれ落ちてしまうことへの恐怖心から

無理やり頑張っている人がいたら、それはもったいない!と、

僕は今なら声を大にして言えます。

 

そして、その辛い経験があったからこそ、

自分のペースで生活していくことの楽しさ、大切さが身にしみてわかるのです。